体育会系商社マンが45歳で脱サラ目指す米国株投資

40歳で8,000万円到達→45歳で2億円&脱サラし自由な未来へ

2024年12月末時点のポートフォリオ・含み益を公開:トップ3銘柄の内訳と教訓3点

前回は12月単月の資産増+819万円の中身(資産クラス/銘柄別の増減)を検証してみました。

今回は最終回という事で、12月末時点のポートフォリオを確認しておきたいと思います。

結論:
評価額・含み益ともにトップ3は①インデックス投資②自社株③NVIDIAだった。
トップ3の好成績の理由・教訓は;
①市場に長く居続けること=退場しないこと
②時間を味方につけること
③複雑なことはせず、良い銘柄を長く買い持ちし続けること

2024年12月末時点のポートフォリオ

上図は12月末時点のポートフォリオです。

米国インデックス投資と米国個別株5銘柄を一括りにすると、上図の通り、米国株比率が73%と大半を占めており、米国市場のとりわけハイテク企業をまるっとバイ&ホールドしているイメージでやっております。

資産クラス別/銘柄別サマリー

上図は資産クラス別/銘柄別の買付平均単価、評価額、含み益などのサマリーです。

2022年の年初からハイテク株5銘柄メインのポートフォリオに切り替えて、いきなり激しい暴落を食らいましたが、買い持ちを続けたことで、どれもそれなりの含み益になっています。

トップ5銘柄

上図は評価額と含み益のトップ5を抽出したものです。 ※インデックス投資は4つの投資信託ETFを一括りにしています。

こうして見ると、評価額・含み益ともにトップ3の銘柄は同じで、インデックス投資、②自社株(大手商社株)、③NVIDIAの3つでした。

この3つで評価額では全体の64%を占めており、含み益に至っては78%を稼いでいるので、私にとっては非常に重要な位置付けだと再認識しました。

其々について簡単に振り返ってみると;

インデックス投資

2018年頃から投資信託への積立を開始し、ひたすら「ほったらかし」てきました。2020年頃から銘柄をeMAXIS Slim 米国株式一本に絞り、基本的に毎月20万円の積立を継続しています。

インデックス投資全体では含み損を抱えたことがないので、価格も気にならず(個別株の方は気になってついついチェックしてしまうのですが)、気が付いたら大きく成長してくれていました。

②自社株(大手商社株)

自社株については、会社からの奨励金(※)が出るのでお得感があり、2010年頃から基本的には拠出可能額の上限いっぱいまでの買付を継続しています。

※自分の拠出額に対して、現在は会社から+10%の奨励金が出る仕組み。現在の給与からの拠出額は68,000円で、会社がその10%=6,800円を上乗せして、合計74,800円を毎月買付しています。

幸運なことに、自社株は2010年以降ずっと右肩上がりで成長しています。以前は自社株の比率が30%以上でしたが、仕事も資産も会社に依存しすぎるのが少し嫌で20%以内には抑えたいと思い、過去に1/3程は売却しています。

それを原資に米国株を買ったり、好きな事(テニスのプライベートコーチやフィジカルトレーナーをつける等)に使ったりしました。

一方で2020年にウォーレン・バフェットさんが商社株を保有していることが公表されてから更に伸びました。

資産運用的には、売らずにひたすらバイ&ホールドしているのが最もパフォーマンスが良かった可能性が高いです。

NVIDIA

個別株としては最もパフォーマンス良い銘柄となっています。為替も考慮すると、含み益は1,000万円を超えています。

本格的に投資を開始したのが2018年。その初期に購入したNVIDIA株ですが、ちょっと調べてみたら、2018年1月に約24万円分を購入しています。

これをそのまま買い持ちしていたら、どうなったか?

計算してみると、、、なんと974万円でした。。。

NVIDIAは当時から2度株式分割をしており(当時の1株は現在では40株に)、それを考慮すると当時の買付価格は約5円。それが現在は145円なので、29倍。

当時のドル円が110円ぐらい→現在は157円なので、約1.4倍。

29倍x1.4倍=約40倍当時の24万円分をそのまま保有し続けていたら、現在は974万円になっています。

自分が投資初期にこんなナイスな投資をしていたなんて、今改めて知りました。

但し、NVIDIA株はある程度利が乗った所でその一部を売却し「元本を全て回収した!これでNVIDIAではもう損はしないぜ!」と当時、無邪気に喜んだり、その後も何度か買ったり売ったりを繰り返して今に至ります。

結局、これも売らずにひたすらバイ&ホールドしているのが最もパフォーマンスが良かったことになります。

ですが、当時の自分は投資経験がまだまだ浅く、投資観も確立されていなかったので、買い持ちし続けることは難しかったと思います。

↓このあたりの個別株の難しさと魅力については、以下記事で語っています。

beikabu-fire.hatenablog.com

まとめ

以上、トップ3の①インデックス投資、②自社株、③NVIDIAについて振り返って感じること・教訓としては、以下3点に集約されるかと思います。

①市場に長く居続けること=退場しないこと
②時間を味方につけること
③複雑なことはせず、良い銘柄(※)を長く買い持ちし続けること

※曖昧な表現ですが、良い銘柄はその人によって変わります。インデックス投資のような王道だったり、自分が「これだ!」と強く信じた銘柄だったり。王道ではない、怪しげな銘柄は避けてくださいね。

いかがでしょうか?

皆さんもご自身のポートフォリオの中で、パフォーマンスが良い銘柄は何故そうなっているか?考えてみて下さい。きっと上記3点が当てはまるのでは?

私の場合は、特に①インデックス投資と②自社株については上記3点を、ほとんど意識せずに、ある意味無欲で、自然体で継続できたことが好成績に繋がったのだと思います。

「バイ&ホールド・ほったらかし」が投資の王道と言われるゆえんですね。

最後に

ここまで3回に渡り12月の資産増に関するトピックをお届けしましたが、このように検証する事で自分の投資行動を客観視でき、色々と気付きがありました。

来月以降も月次で、我が家の①資産額の推移②ポートフォリオ③銘柄別の損益を皆さんに共有しつつ、米国株投資と脱サラへの道のりを楽しんでいきたいと思います。

関連記事です。beikabu-fire.hatenablog.com